こんにちは!たっきーです。
僕は町工場に10年勤めてて、資格もそれなりに取得し、新入社員の教育も任される
ことも多くなってきました。
そこで、今日は製造業で使われる略語についてお話していきたいと思います。
特に、新入社員や製造業未経験の方にはあまり馴染みの薄い内容かもしれません。
まぁ、TwitterでいうDM(ダイレクトメッセージ)的な言葉だと考えてください。
じゃあ、行ってみましょう~
基本のこれさえ押さえてればOK4選
まずはじめに、業界用語は略語が多いです。
うちの業界もご多分に漏れず、その傾向があります。
特に、英語のアルファベットの頭文字を取って、略すのが多いですね!
(中学校で習うような簡単な単語がほとんどです)
①Q・C・D
Q(クオリティ:品質)・C(コスト:費用)・D(デリバリー:納期)
②P・D・C・A
P(プラン:計画)・D(ドゥ:行動)・C(チェック:評価)・A(アクト:処置)
③4M(4つのM)
Man(人)・Material(材料)・Machine(機械)・Method(方法)
④3S(3つのS)
整理・整頓・清掃
では、一つずつ見ていきましょう~
①Q(品質)・C(コスト)・D(納期)
1つ目は「Q・C・D」です。
別名、「生産管理の三要素」と呼ばれ、これを最大化するのが生産管理の目的とも
言われます。
牛丼の吉野家のキャッチコピーに「早い・安い・美味い」ってあったの覚えてますか?
ようはあれと同じです。
ただし、吉野家のキャッチコピーをQCDでいうと、「D(早い)・C(安い)・Q(品質)」
になってしまうので、ちょっと違いますね(笑)
このQCDの並びにも理由があって、製品を作るときの優先すべきものから、並んでいます。
なので、「品質→コスト→納期」が製品を作るときの優先順位です。
製品によっては安全性や性能など、品質が人命に関わることもあるので、当然ですね。
ただし、品質だけを追求すると、
製品のコストが上がるし、作るのに時間がかかって納期に間に合わない可能性も
出てきます(トレードオフの関係:あっちを立てれば、こっちが立たず)
それでは本末転倒ですね😩
なので、このQCDのバランスを上手く取って、製造することが重要です。
②P(計画)・D(行動)・C(評価)・A(処置)
2つ目は「P・D・C・A」です。
最近は仕事の進め方で、「PDCAサイクルを回す」という言葉も
一般的になりましたね。
上のイラストのように、ある問題を解決したいとき
P:目的の明確化(どうすれば目標をクリアできるのか)
D:Pで考えたことを実際の行動に移す
C:計画とDで行動した結果との差異を確認、点検、評価、反省する
A:Cの内容で良かった点は継続し、悪かった点を修正する
Aの結果をもとに、またPに進むという流れを「PDCAサイクル」といいます。
このサイクルを継続的に回すことで、仕事の仕方をレベルアップさせていくことが
狙いになります。
ちょっと長くなりそうなので、3つ目と4つ目は別記事にしますね!
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