このブログ、「真珠腫性中耳炎 体験談」で検索してくれる方が多いんです。
前々から「真珠腫性中耳炎」について書いた記事をまとめたものを作ろうと考えていました。
やっとその準備ができたのでやっていきます。
僕は両耳が「真珠腫性中耳炎」と診断されました。
2018年9月に左耳、2021年6月に右耳の手術をしました。
現在は、経過観察として定期的に診察を受けています。
他の人の力になればと思い、病気のことや手術のことについて書いていきます。
真珠腫性中耳炎ってなに?
「真珠腫性中耳炎(中耳真珠腫)」とは、鼓膜表面の皮膚の成分が鼓膜の裏側(中耳)に入り込んで、真珠腫という固まりを形成する病気です。その固まりの内容物である上皮成分が層状に蓄積する姿が、時に“真珠”のように白く光沢のある球状を呈するため、真珠腫と呼ばれています。真珠腫には骨を溶かす性質があり、非常にやっかいな中耳炎と考えられています。
引用元:兵庫医科大学病院PRESENTSもっとよく知る!病気ガイド https://www.hosp.hyo-med.ac.jp/disease_guide/detail/61
子どもの頃に中耳炎と診断された方も多いのではないでしょうか?
僕も子どもの頃に風邪をひくと、耳が痛くなって、急性中耳炎と診断されていました。
中耳炎にも、急性中耳炎や慢性中耳炎、滲出性中耳炎などの種類があります。
真珠腫性中耳炎は、慢性中耳炎の一種類です。
耳の中には鼓膜があって、鼓膜の奥(中耳)で炎症が起こることを中耳炎といいます。
鼻すすり癖を持っていると、鼓膜が引っ張られて、へこんでしまうことがあります。
この鼓膜がへこんだ所に、耳あかが溜まり、中耳側の骨などを溶かしながら、真珠腫として大きくなっていくのです。
真珠腫性中耳炎には耳垂れ、痛み、難聴などの症状を伴います。
また、進行して脳の骨を溶かし始めると、顔面神経まひ、髄膜炎などの合併症を引き起こすこともあります。
そして現在の医療では、治療方法が手術しかありません。
このブログでは、
・どのようにして僕が真珠腫性中耳炎と診断されたか?
・診断後から手術までの流れ
・手術してから現在の僕の状況(予定)
について、ストーリー立てて書いていきます。
【注意】
病気には個人差があり、治療方針も主治医や病院によって異なります。
そういったことについては、専門家である主治医の先生に聞いてください。
あくまでも僕の場合ですので、皆が皆、この限りではないことはご承知願います。
真珠腫性中耳炎の病状とこんな人は要注意!
真珠腫性中耳炎について一番最初に書いた記事です。
僕の病状についてと鼻すすりは駄目だという内容を書きました。
リライトしていないので、文章が今以上に荒削りです。
あと、「真珠腫性中耳炎とは」の部分は内容が一緒ですので、飛ばし読みしても構いません。
耳垂れ出たら耳鼻科行け!
この記事では、どうして耳鼻科にかかることになったかを書いています。
過激ですが、耳垂れが出た時には耳鼻科に行くのが一番です。
「耳垂れを放っておくのは良くない」
と先生から、怒られました。
紹介状と診断結果と新たなる旅立ち
真珠腫性中耳炎の診断には、CTやMRIなどの医療機器が必要です。
そしてこういった高額の機械は、総合病院や大学病院にあることが多いです。
このような大きな病院にかかるときに必要な診断書について解説しました。
また、「真珠腫性中耳炎」と診断された僕がどのように次の病院を決めたかも書いてあります。
大学病院で手術を受けるまで
【注意】
ここからは病院や主治医の先生によって大きく変わってきます。
具体的に言うと「手術の方法や入院期間」です。
手術を受ける方が参考程度に読んでください。
ここからが手術をした大学病院での出来事になります。
「真珠腫性中耳炎」でピンポイントで来られた方はここから読んでいただいても問題ないです。
皆さん、気になるのは「手術」のことですよね!
僕もそうだったので、気持ちわかります!!
手術前にすること3つ
こちらの記事は、手術前にした方が良いことを3つのポイントに分けて書きました。
【仕事】、【お金】、【入院生活】です。
特に【お金】で書いた「高額療養費制度」「限度額適用認定証」という制度があります。
これは、他の病気で手術や入院した時にも役立つ知識ですので、覚えていて損はありません!
手術を受けたときの話
やっと手術の話を記事にできました。
真珠腫性中耳炎の手術を受けた人のブログの中では一番細かく書いていると思います。
良かったら読んでください。
今後について
ブログ自体が一ヶ月ぶりの更新となってしまい、申し訳ありません。
今年はブログの更新にも力を入れていくつもりです。
この「真珠腫性中耳炎」の記事は診断された方にとってはニーズが高いものだと思っています。
これから書いていく手術の部分については、「真珠腫性中耳炎」自体が珍しくて、どのように手術したかが検索しても出てこないんです。
特に初めて手術を受ける方にとっては不安でしょうがないですよね。
そんな方たちの不安の解消に微力ながらお手伝いできるように、2週間に1回は書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
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