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【読了①】わたし、定時で帰ります。―ライジング―

自分がしたいだけの話
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こんにちは!たっきーです。
僕の簡単なプロフィールはこちら

本当はもう少し前に書く予定だったのですが、
バタバタしてしまい、今書いています。

僕は、何年か前に「ものづくり補助金」という
補助金申請のための資料を作ったことがありま
した。
その時に、大学の卒論以来、10数年ぶりに図書
館に行きまして、それから月一回くらいで通っ
ています。

わたし、定時で帰ります。

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『わたし、定時で帰ります。』は、朱野帰子さんの
小説で、続編に『ハイパー』『ライジング』があり
ます。

このジャケットの絵、見覚えがあるなぁって思って
調べたら、『いつかティファニーで朝食を』を描い
ていたマキヒロチさんでした。

2019年には吉高由里子さん主演でドラマ化もされま
した。

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普段あまりドラマを観なかった僕ですが、このドラマ
は録画して観るくらいハマっていました。
今もそうですが、毎日定時で帰るのは難しい環境です
ので、主人公の定時退社が羨ましかったですね!
今観たら、また別の感情が浮かぶことでしょう。

ライジングのあらすじ

絶対に残業しない東山結衣vs.どうしても残業したい部下!? 真の敵は――。
定時帰りをモットーとする結衣の前に現れた、何故か残業したがる若手社員。
その理由を知った結衣は、給料アップを目指し、人事評価制度の改革を提案することに。
しかし、様々な思惑に翻弄され、社内政治に巻き込まれてしまう。
長期出張中の晃太郎との将来にも不安が募り……。
新時代の働き方を問う、大人気シリーズ第三弾!(amazon あらすじより)

残業に対してのモヤモヤ

この本では、「生活残業」がポイントになっています。
生活残業というのは、生活費として残業代を稼ぐために
従業員が意図して残業をすることです。

なぜこんなことが起こってしまうかというと、
「残業した方が楽にお金が稼げるから」です。

残業あり(2時間)残業なし(定時退社)
基本給(A)160,000円160,000円
出勤日数(B)20日20日
時給(C)1,500円1,500円
残業時間(D)40時間0時間
残業代(E)
(C×D×1.25)
75,000円0円
給料(A+E)235,000円160,000円

上の表のように、残業した場合としない場合とでは、
75,000円も差がついてしまいます。
この計算は凄く簡単にしたものなので、実際の計算
はもっと複雑ですが…
ちなみに、この計算は僕の残業時間をもとにしました。

では、この75,000円で何ができるのでしょうか?

75,000円の使い道

①旅行に出かける
 75,000円あれば、国内・海外問わず旅行に行けますね!
 国内だったら、3泊4日とか平気で行けると思います。

②生活費に充てる
 物価高騰が激しい今日この頃。
 日々の食費や家賃に充てるというのもありですね!
 実家暮らしの親のすねかじりなので、世間一般がわかりませんが、
 75,000円あれば、家計の足しになることでしょう。

③毎週2~3回、飲みに行ける
 1回の飲み代が7,000円だとして、10回以上飲みに行けますね!
 友達や家族との有意義な時間、プライスレスです。

④趣味に使う
 僕はあまりお金のかかる趣味というものがないので、想像です。
 ライブに行ったり、グッズを買ったりするのにも75,000円あれば、
 贅沢できますよね!

というように、いろんなことができますね。
そのことを考えると、生活残業したくなる気持ちも分かります。

個人的見解

ちなみに、この本ではタイトルのように、定時退社が良いこととして
扱われています。

昨今の働き方改革の影響で、残業することへの意識もだいぶ変わって
きました。
うちの会社も今までは「ドンドン残業やれー!」だったのが、月40時間
以内に抑えるように変わってきましたし。

しかし、残業を制限されることにより、残業代が減り、これまでより稼げ
なくなっていることも事実。
「残業制限されて、なんとか効率を上げて、仕事を早く終わらせても
給料に反映されるどころか、仕事が増えるのに、給料が減る始末(笑)」

僕は前職が15~16時間勤務が当たり前、月の休みは約6日という労働環境
でした。
しかも、みなし残業代込みの固定給(=経営者からすれば、働かせ放題)
今にして思えば、相当なブラックですね(笑)
まぁ、若さゆえの過ち、それと世間知らずでした。

そして、この本の主人公のように、今の会社でも体や心が壊れる一歩手前
まで行きました。
そこまで行って僕が悟ったことは、
「自分が一番大事!!」

それ以降、僕が意識するようになったのは次のことです。

①タイムカードを切っている間は、仕事を一生懸命する
②会社に依存しない自分になる(スキルアップする)
③心がいっぱいいっぱいになる前に逃げ道を作る
④仕事を抱え込んで、家に持ち帰ったりしない

これでだいぶ気持ちが楽になりました。
こんなこと社長が知ったら、大目玉でしょうね(笑)

正直、生活残業しないといけない給与体系はどうかとも思いますが、
そういうのを変えるためには偉くなるしかないし。
自分の人生の中では、がむしゃらに働く期間はもう終わりかなと。

40手前ですし、稼ぎ方と働き方・生き方のバランスについて考える
時期に来ていると思います。

(まぁ、これは10年後・20年後と働き続けていると永遠の課題でしょうね)


皆さんのバランスはどうですか?
いろんな方の意見を聞きたいので、ぜひ教えてくださいね!

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