こんにちは!たっきーです。
このブログで何度か紹介している「ビジネスキャリア検定」を10月2日に受験してきました。
ビジネスキャリア検定、簿記やFPに比べると知名度はまだまだ低いです。
そして、品質管理(QC)検定に比べるとまだまだ過去問ゲーという感じがします。
今後、QC検定のようなビジネスマンにとって有益な資格となることに期待しています。
ビジネスキャリア検定を受けた理由
ビジネスキャリア検定(以下、ビジキャリ)を受けたのは、2022年2月に続いて、2回目です。
理由は、「10年以上生産管理の仕事をしてきたが、生産管理を体系立てて理解したい」という気持ちから受験しました。
と、高尚な理由ではありますが、そもそもの発端は、
「今後生産管理という仕事をしていく上での、漠然とした不安からです」
初めに断っておきますが、生産管理という仕事は向いていると思いますし、今の所転職なども考えていません。
生産管理は技術やスキルよりも、判断力やコミュニケーション能力が重要です。
最低限のスキルは必要ですが、経験などでどうにでもなってしまいます。
10年もやっていると、トラブルが起きてもKKD(勘・経験・度胸)でなんとかなってしまうことがほとんどです。
それはそれでいいのですが、どうしてもマンネリ化してしまいます。
僕の上司はあまり口出しをしないタイプなので、叱られることも少なく、いい意味で刺激が欲しくなっていました。
(それ以外にもパンク寸前で、このまま仕事を続けていいのかわからなくなっていました)
そこで、何か目に見える形が欲しいと思って、資格を取ることを決めました。
とはいえ、生産管理の資格というものがなかなかなく、ビジキャリ以外だと「中小企業診断士」ぐらいしかありません。
いくら僕でも、さすがに士業の資格をいきなり受験するほど、無謀ではありません(笑)
レベル的にもちょうどいい感じのビジキャリを受験することにしました。
ビジキャリの特徴
ビジネスキャリア検定は、中央職業能力開発協会(JAVADA)が実施している資格試験です。
「営業・人事・生産管理・ロジスティクス(物流)」など8つの試験分野があります。
簿記やFPのように等級もあり「1級・2級・3級・BASIC」の4つから選んで受験します。
特に事務系のビジネスマン向けにターゲットを絞った資格だと思います。
【ビジキャリの目的】
職務を遂行する上で必要となる知識の習得と実務能力の評価を行うことを目的とした試験です。
【ビジキャリの試験分野(8分野)】
人事・人材開発・労務管理
経理・財務管理/ 営業・マーケティング
生産管理/ 企業法務・総務
ロジスティクス
経営情報システム/ 経営戦略
【ビジキャリの試験概要】
受験対象の目安 | 試験方式 | 試験時間 | 受験料 | |
1級 | 実務経験10年程度 | 論述式 | 150分 | 11,000円 |
2級 | 実務経験5年程度 | マークシート | 110分 | 7,700円 |
3級 | 実務経験3年程度 | マークシート | 110分 | 6,200円 |
BASIC | 学生・新社会人 | マークシート | 60分 | 3,300円 |
受験資格は設けられていないので、いきなり3級や2級から挑戦することも可能です。
ホームページに過去問が掲載されていますので、参考にして受験資格を決めて下さい。
あと、応募の締め切りがそこそこ早いので注意が必要です。
2023年2月19日㈰の応募期限が2022年12月9日㈮なので、試験日の2ヶ月以上前に締め切られます。
会社によっては、この資格が資格手当の要件になっていることもあります。
福利厚生が充実している大企業にお勤めの方は調べてみた方がいいです。
(もしかしたら、会社の方から受験するように言われるかもしれません)
あと、受験料もそこそこお高いので、会社の経費で受験できればいいですね!
僕は完全に自己満足で受けているので、自腹です(笑)
会社にいちいち言うのも面倒くさいし、スキルを使ってタダ働きさせられるくらいなら言わない方がましかな~と思っています。
勉強方法
勉強方法は「問題集+過去問」です。
問題集は公式のものが販売されており、過去問はホームページからダウンロードできます。
1回目は問題集を解いて、分からないとことはネットで調べるというやり方でインプットしていきました。
2回目は「さすがに効率が悪いな~」と感じ、公式テキストを購入して、辞書代わりにしました。
ビジキャリの生産管理だけはやたらとテキスト・問題集の冊子数が多いです。
ビジネスキャリア検定生産管理2級
・生産管理プランニング(製品企画・設計管理)
・生産管理プランニング(生産システム・生産計画)
・生産管理オペレーション(作業・工程・設備管理)
・生産管理オペレーション(購買・物流・在庫管理)
そして、これに対して、テキスト4冊、問題集2冊です(笑)
全部を揃えると15,000~20,000円かかってしまいます。
まずは受験する分野の問題集だけを購入するのがオススメです。
あと、普通の書店では売っていない可能性大ですので、ネットで探してみてください。
僕は問題集は公式サイト、テキストはメルカリ(中古)で購入しました。
ぶっちゃけて言いますと、今のところは「過去問ゲー」です。
問題集を8割ぐらいできるようになったら、過去問を2~3回分やれば合格圏内に入ってくると思います。
概ね60%以上で合格なので、40問中24問がおおよその合格ラインですが、安心のために30問くらいは取っておきたいところです。
実際の試験だと3問くらいは初見で難易度高めの問題が出てきます。
それは捨て問にして、取れるところで点数を取るという戦略もありです。
僕の場合、1科目当たりの勉強時間は50時間程度でした。
毎朝1時間勉強して、試験の1週間前からは仕事終わりにも過去問を解く形です。
それを約1ヶ月✕2科目なので、2ヶ月ほど勉強に費やしました。
実務経験があってこのくらいですが、個人差はありますので、あくまで参考程度に…。
今回は、前回のベースがあったので、30時間くらいしか勉強していません。
(自己採点の結果は、合格ラインでした)
まとめ
前編として、ビジネスキャリア検定について紹介してきました。
後編は、今回受験したビジネスキャリア検定の1級について語るつもりです。
まずは、資格手当の要件になっている方には是非とも受験を検討していただきたい!
知名度としてはイマイチでありますが、社会人経験を積んできた方には学びなおしという意味でも良い資格だと思います。
過去2~3年分の過去問をダウンロードしてやってみましたが、難易度が上がっている感じがします。
資格を取るなら早めの方が良いです。
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