こんにちは!たっきーです。
僕の簡単なプロフィールはこちら!
興味があれば見てもらえればと思います。
今日は、自分の得意分野がある人は羨ましいって話です。
ちなみに今回のブログはこんな人向けに書いています。
・仕事のキャリアって何?って思っている人
・仕事のキャリアに悩んでいる人
・生産管理ってスキル身につかないよなぁって思っている人
スペシャリストが羨ましい
僕は生産管理という仕事柄、工場のいろんな人と話すことが多いです。
で、たま~に思うことがあります。
「スペシャリストって、羨ましいなぁ」
うちの会社は精密板金製造業と言いまして、一枚の鉄板をタレパンや
ベンダーといった機械で加工したり、溶接で組み立てしたりして、筐
体のような製品を作っています。
その中でも、溶接は技術職だと思っています。
試しにやらされたことあるんですが、
「めっちゃ難しい~(笑)」
最近はボルトやリベットの技術革新が凄い勢いで進んでいることと、
溶接作業者が減っていることもあって、溶接を必要としない溶接レス
の動きが加速していますが、
「まぁ、溶接が必要なくなる時代はまだまだ先でしょうね」
というのが個人的見解です。
溶接作業者が減っているということは、「溶接できる人の価値」は
上がっているということです。
溶接作業者のような他社に行ってもすぐに活躍できるような「手に
職を持っている人」はキャリアのことを考えたときに、「強いな」
と思います。(本音)
ゼネラリストになっちゃうんだよな
生産管理って良くも悪くも「何でも屋」って言われます。
会社によって生産管理ってやり方が変わるので、うちの会社の場合
という前置きですが…
うちのような中小企業だと、一人二役とか三役とかやることがあり、
僕の場合だと「生産管理」「品質管理」「購買」「出荷」・・・
「あれ、これ仕事多すぎやしませんか😅」
まぁ、製造でカバーできないものが生産管理の仕事として流れ着いて
くるわけなんですね!
出荷が間に合わなくて、製造ラインの応援に入ったりもしょっちゅう
あります。
この状態が続いて出来上がるのが、工場全体を広く浅く動かせるゼネ
ラリストの生産管理マンです(笑)
このゼネラリストで困ることが、自分のキャリアを考えたときに、
「このスキル、うちの会社でしか役に立たないよな~🤔」
ってなり、それが転職時に生産管理はつぶしがきかないって言われる
理由です。
スキルを磨こう
皆さんは、「1000時間の法則」って知っていますか?
実際には「20時間・1000時間・10000時間の法則」というのですが、
スキルを身につけるのにかかる時間の目安のことをいいます。
①20時間:サクッとできるようになる
②1000時間:中級者・上級者レベルになる
③10000時間:その道のプロフェッショナルになる
10000時間の法則については、賛否両論ありますし、噓だって言っている
人も多いです。
でも僕は、20時間・1000時間の法則は当てはまってると思います。
実際、現場の作業者を見てると、2~3日(20時間)でそれなりに機械
作業ができるようになりますし、3~4ヶ月(1000時間)もすれば、
独り立ちし始めます。
ちなみに僕も現場の応援に入るうちに、「会社で一番」この機械を
使うのが上手くなりました(笑)
初めて見た人にはそのスピードに引かれることもあります。
とはいえ、こんなスキルの磨き方はおすすめしませんので、
正攻法を紹介しますね!
スキルを磨こう(正攻法編)
先ほど言ったように、生産管理はゼネラリストになりがちです。
でも、ゼネラリストの強みは「スキルの組み合わせができる」
ことにあります。
僕が思うスキルの組み合わせをいくつか紹介します。
①生産管理×品質管理
→生産管理と品質管理って相反する部分があります。
生産管理が優先するのは納期、品質管理が優先するのは品質。
このトレードオフの両者ですが、生産管理にとって品質管理
のスキルや知識は不可欠です。
QC検定などを通して、品質管理のスキルを身につけることを
おすすめします。
②生産管理×経理(経営分析)
→生産管理の目的は、「QCDの最大化」にあります。
C:コストの部分というのは、数字分析と密接にかかわって
います。
「いくらでその製品ができたのか?」っていうことですね!
これを計算するためには、原価計算やCVP分析などの簿記の
スキルが必要です。
③生産管理×現場
→さっきの内容とは矛盾していますが、僕は生産管理として、
一番必要なことだと思います。
「現場のことをわかっていない生産管理は、ありえない」
というのが僕の信条です。
生産管理システムを使えば生産計画を作るのなんか簡単
です。
でも、生産計画通りに製品が出来上がるなんて考えている
生産管理担当者はその考え改めた方がいいです。
まずは、現場の作業者のスキル・キャパシティー・性格を
理解するためにも、現場のスキルも磨きましょう。
何でも屋からの脱却
というか、今の時代、スペシャリスト・ゼネラリストなんて
考えが古いのかもしれません。
スペシャリストでも複数の得意分野を持っていたり、専門家
顔負けの知識をもったゼネラリストもいますからね!
僕も、生産管理業務をしながら、生産管理の資格やQC検定、
簿記2級の取得を目指しています。
生産管理というのは会社によって違います。
会社が変われば、今までのやり方が通用しない可能性が高い
です。
でも、それ以外のスキルも磨くことによって、将来の自分を
守ってくれると信じています。
コメント