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【真珠腫性中耳炎】紹介状と診断結果と新たなる旅立ち

病気の話
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こんにちは!たっきーです。
前回、前々回の記事、たくさんの方に読んでいただき、ありがとうございました。
たった2記事でこのブログのメインコンテンツになってしまいました(笑)

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たっきー
たっきー

「真珠腫性中耳炎」と診断された方、情報が知りたい方に向けて書いています。
信頼できるソースを使用しますが、情報の取捨選択は自己判断でお願いします。

体験談なので、個人差ありますからご了承ください。
結構ビクビクしながら書いていますので、レスポンスをいただけると凄く力になります。

真珠腫性中耳炎を簡単に説明

「真珠腫性中耳炎(中耳真珠腫)」とは、鼓膜表面の皮膚の成分が鼓膜の裏側(中耳)に入り込んで、真珠腫という固まりを形成する病気です。その固まりの内容物である上皮成分が層状に蓄積する姿が、時に“真珠”のように白く光沢のある球状を呈するため、真珠腫と呼ばれています。真珠腫には骨を溶かす性質があり、非常にやっかいな中耳炎と考えられています。

引用元:兵庫医科大学病院PRESENTSもっとよく知る!病気ガイド https://www.hosp.hyo-med.ac.jp/disease_guide/detail/61

この真珠腫性中耳炎のやっかいなところが

  1. 進行性で放置すると髄膜炎などの命に関わる重篤な合併症を引き起こす
  2. 治療療法としては手術しかない

僕は両耳が「真珠腫性中耳炎」と診断されました。
そして、左耳を4年前、右耳を1年前に真珠腫を取り除くために「鼓室形成術」という手術を行いました。

その経験をもとにブログに書いていきます。

僕の場合、
①街の耳鼻科→②総合病院→③大学病院→②総合病院→③大学病院→②総合病院
の順番で紹介状を書かれながら、病院が変わっています。
今回は、②総合病院の話です。

紹介状は必要

「真珠腫性中耳炎の疑いがあるので、CTを撮った方が良いね~
 近くの総合病院の紹介状を書くので、YOU行ってきちゃいなよ~」

→実際はこんな軽い感じで言われておりません!

前回のブログで書いた通り、街の耳鼻科で「真珠腫性中耳炎の疑いあり」と診断された僕は、
「大げさだな~」
と思いながら、近くの総合病院の予約を取ってもらって、総合病院に行きました。

なぜ病院を変わったかというと、それ以上の治療ができないからです。
真珠腫性中耳炎の場合、治療のためには手術が必須です。
そのためには、真珠腫の有無や大きさなどの検査をして、手術の計画を立てなければいけません。
どんな検査をするかというと、CTやMRIを取ったり、聴力検査したりですね!
なので、CTやMRIがある近くの総合病院に紹介状を書いてもらいました。

紹介状というのは簡単に言うと「お医者さんからお医者さんへのお手紙」です。
正式名称は、「診療情報提供書」といい、患者さんの個人情報や既往歴・これまでの治療結果などが書かれたプライバシーの塊です。
どういう時に書かれるかというと、
1.自分の専門外の病気なので、専門医に診察してもらった方がいいと判断した時
2.その病院にない機器や設備、手術対応が必要な時
3.患者さんが引っ越しや転勤などで、かかりつけ医に通うことが困難な時
4.患者さんが他の医師に診察してもらいたいと申し出た時(セカンドオピニオン)
などです。

僕の場合は、「2.その病院にない機器や設備、手術対応が必要な時」でした。

紹介状は、別の病院のお医者さん宛に書かれたものですので、開けてはいけません!

「開けたくなる気持ち、すごく分かりますよ~」
でもダメです、我慢しましょう。
どうせ何が書いているかなんてわかりませんし、先生によっては紹介状を見ながら診察してくれます。

この紹介状ですが、総合病院や大学病院などの大きい病院にかかるときにはほとんどの場合であった方がいいです。

紹介状があった方が良い2つの理由
①最初の病院で受けたのと同じ検査をされたり、診察してもらえない可能性がある
②選定療養費というお金が診察料以外にかかってしまう

②は病院によって違いますが、数千円くらいかかります。
特に大学病院は、紹介状なしで近づかない方がいいでしょう。
というか、こういう病院は予約制が主流ですので、救急車で運ばれたり以外では、紹介状を持参して診察を受けるのが、一番めんどくさくないです(個人談)

診察&検査

僕が紹介状を持って行った日は、たまたま大学病院の偉い先生が応援に来ていました。
なので、その先生が総合病院での主治医です。
毎週火曜日が応援日なので、火曜日が通院日となりました。

最初の診察で一番痛かったのが、耳の中の耳垂れや血の塊をはがしたことです。
鼓膜の状態を確認するにはやむを得なかったのですが、メリメリとはがしたので、そのあと数日は痛かったです。

あとは、健康診断でやるような聴力診断やCT・MRIの予約を取って、検査や撮影は次回(一週間後?)という感じで終わりました。
確か、CT→真珠腫の有無、MRI→真珠腫の大きさみたいな感じで検査するといわれたような記憶があります。
これは大学病院でもそうだったのですが、特にMRIの撮影は予約が必要になるので、初診の後すぐ、もう一回行くことになります。

結果と予想外の出来事

出典:https://salaryman-slotter.com/k-kizuna20190309-2/

そもそも体験談として書いていますので、「真珠腫性中耳炎」は確定です。
一応、淡い期待は抱いていたのですが、専門のお医者さんから診ると
「ほぼ間違いなく真珠腫性中耳炎で、手術対応レベル」だったそうです。

ここから予想外の出来事が!
なんと、総合病院では手術ができないので、別の病院を紹介ということになりました。
その選択肢は

A.県内の大学附属病院
B.仙台市の病院
C.東京の病院

さて、皆さんはどの選択肢にしますか?
僕の場合は、即答で「A」でした。
「やっぱり通うなら近い方が良いじゃないですか~」

軽い感じで決めてしまいましたが、結果としてはOKでした。
今後何回も通うことになりますし、現在はこの通りピンピンしていますからね!

ただし、これからこの選択をする方にアドバイスがあります。
それは、

①どの病院がいいのか検討するにあたり、手術の件数などを主治医に質問すること
②通いやすさは大事

僕の場合は、①をおろそかにして決めたので、ネットなどで病院の実績などを調べる羽目になりました。
とはいえ、その場で決めるというのもなかなか難しいです。

そういう時には、一度考えさせてくださいと言って、時間を取ることも大事です。
また自分で調べることと、徹底的に先生に質問して自分の不安をなくすことが一番だと思います。

まとめ

今回は2番目にかかった総合病院のお話でした。
僕の場合は、街の耳鼻科から大学病院の先生まで、全部いい先生に当たったのでラッキーでした。
総合病院は、手術する病院を決めたという意味で、キーになった病院でした。

今回の真珠腫性中耳炎の手術が人生で初めての手術でした。
ついでにいうと、中学生の時に鎖骨を骨折したぐらいで、そこまで病院というものにお世話にもなってこなかった人生です。
なので、「手術が必要」と言われた時には、めちゃくちゃ不安になりました。
なかでも一番不安だったのは、
「全身麻酔で目が覚めることがなかったらどうしよう…」

これは僕の持論ですが、
「教えられたことより自分で調べたことの方が価値がある」

手術するとなれば、手術前説明でお医者さんから説明を受けることができます。
自分の病気を調べることはそういった不安を和らげる手助けになります。
図書館で本を読んだり、ネットで病名を検索したり、病気のことを知ることは勇気がいります。
このブログを読んでいる方も、勇気を振り絞って、病気に立ち向かおうとしているのですね!
同じ苦しみを味わった人間として、その勇気に敬意を表します。

何か不安なことがあれば、このブログでもツイッターでもいいので、コメントくださいね!

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